Keychron K2を半年ほど使用したのでレビューします。WindowsとMacで使えるメカニカルキーボードです。
皆さんはキーボードにこだわりはありますか?
私がキーボードに求める条件は以下です。
- WindowsとMacで使える
- ワイヤレス
- テンキーレス
今回紹介するキーボードは上記を満たしたメカニカルキーボードです。
目次
始めにこの記事はYoutube版もあります。
Keychron K2を購入
そもそもKeychronとはキーボード愛好家がイギリスで設立した会社のことです。
購入は海外の公式サイトより購入できます。
海外サイトからの購入方法については下記の記事を参照。
開封します。
届いたときはこのような黄色い袋にはいっていました。
海外発送なためか箱は少しへこんでいました。
キーボード本体が無事なので特に問題ではないですね。
アルミフレームが非常にカッコイイです!
価格について
私が購入したモデルは以下です。
- RGBバックライト
- アルミフレーム
- PBT樹脂のキーキャップ
- 茶軸のキースイッチ
公式サイトの表記上の価格は99ドルなのですが...
送料で20ドル、リモートエリア(田舎ということ)追加料金29ドルで
合計148ドル、約1,6000円ほどになりました。
送料と追加料金で本体価格の約半分ってどうなっているんだ(笑)
内容物の確認
開封したので内容物を見ていきましょう!
- キーボード本体
- 取り扱い説明書
- キーキャップを外す工具
- 充電&有線用USBケーブル(A to C)
- Windows用キーキャップ、ESCキー、スペースキー、方向キーの色違いキーキャップ
キースイッチとキーキャップ
キーの数は84個です。
キースイッチは茶軸です。
- 青軸 - クリック感がありカチャカチャ音がなる
- 赤軸 - クリック感が少なく静か
- 茶軸 - 程よいクリック感があり程よいカチャカチャ音がなる
私はメカニカルキーボード初めてということもあり、スイッチについて調べたところ茶軸が初心者にいいということで茶軸スイッチをえらびました。
PBT樹脂のキーキャップ
PBT樹脂のキーキャップのキーキャップということもあり、サラサラしていて手触りが非常に良いです。
印字についても昇華印刷というのでしょうか?キーキャップにしみ込んでいるようになっているので擦っても消えないと思います。
しかし、F1~F12、1,2,3に下にある記号は印刷方法が違うように見えます。
これは消えそう...
このPBT樹脂のキーキャップですが、現在は公式サイトの購入画面の選択肢から無くなっていました
いつか復活するのでしょうか?
打鍵感、打鍵音
この二つについては文字だと伝えにくいのですが
打鍵感はキースイッチがGateronの茶軸、押圧45gだそうで
個人的には少し重く感じました。本当に少しだけです
長く打っていると疲れを感じました。
打鍵音は程よいカチャカチャ音でタイピングが楽しくなりました。
付属しているキーキャップに変えてみた
ESCキー、スペースキー、方向キーの色違いキーキャップに変えてみました。
アクセントになっていたESCキーの色も黒になり全体的に落ちついた配色になりこれはこれでよいのではないでしょうか?
サイズとテンキーレス
まずサイズはこのようになっています
縦12.5cm × 横31.5cm
なぜテンキーレスが良いのか?
もともと私はロジクールのCRAFTというキーボードを使用していました。
テンキーがなければ最高のキーボードでした。
テンキー無しモデルを出してほしいです
一旦そんなことは置いておいて、テンキーレスにしたい理由は一つです。
テンキーの位置でマウスを使用したい!以上!
US配列
このキーボードを購入するにあたっての注意点はキー配列がUS配列だということです。
- JIS配列 - 日本語入力に最適化された配列
- US配列 - 英語入力に最適化された配列
実際私もこのキーボードでUS配列は初めて使用します。
しかし、一カ月も使えばさすがに慣れます。
JIS配列との簡単な違い
- Enter、スペース、Tabなど一部キーのサイズが違う
- 記号の位置が違う
- 日本語、英語入力の切り替えが面倒くさい
日本語と英語の入力切替さえ慣れればどうにかなります。
WinowsはAlt + `(バッククォート)、Macはcommand + スペースで入力切替です。
側面のスイッチ類
左から
- 充電&有線接続用のUSB-Cポート
- Windows / Mac モード切替スイッチ
- 有線、無線切替スイッチ
となっています。
Windows / Mac モード切替について
モード切替によって変わるキーは3つ(2種類)です
- Windowsキー ⇔ Optionキー
- Altキー ⇔ commandキー
この切替は最初は便利だと思っていたのですが、意外とスイッチが硬く頻繁に切り替える場合は面倒です。
もともと使用していたロジクールのCRAFTは接続しているOSを自動で判別してモードを切り替えてくれていただけに
有線、無線での接続方法について
無線接続
無線接続はBluetoothです。
スイッチを左のBTに入れる
接続可能デバイスは3つまで
1,2,3に登録できる。
FN + 1,2,3のいずれかのボタンを約3秒押すと接続待機状態になる。
※押した数字キーの下にあるLEDが青く点滅します。
デバイス側にはKeychron K2と表示されているので選択して接続する。
有線接続
スイッチを右のCableに入れる
付属しているUSBケーブルでキーボードとPCをつなぐ
キーボードの高さ
このキーボードは結構高い。このキーボードの欠点と言ってもいいかも
全面のフレームの高さが約2.3cmほどある。
これはさすがに打っていて手首が疲れます...
パームレストは必須と言ってもいい
背面の高さ調整用のツメ
背面には長いツメと短いツメがあり2段階の高さ調整が可能です。
最大約1cmほど高さが変わります。
これで打ちやすくなるかと言われると個人的にはあまり変わらないですね。
好みで変えてください。
RGBバックライト
18種類の発光パターンが用意されています。
さらにFNキー + 左右方向キーで色も変更可能です。
ちなみに私はバッテリーの消費も早くなるのでバックライトは使用していません。
バッテリー
4000mAhのバッテリーが搭載されています。
といってもどのくらい持つのかわからないですよね?
公式サイトの情報によると
状態 | 駆動時間 |
---|---|
バックライトOFF | 最大240時間 |
単一LED | 最大68時間 |
RGB LED | 最大72時間 |
だそうです。
ちなみに充電時間は約3時間です。
重量
これについては本当に申し訳ない...
はんだを剥がしてキースイッチをピンク軸にしてしまいました。
つまり茶軸の時の重さを計っていません。
ですのでここで紹介する重さは正確な重さではありません。
茶軸スイッチ10個で14.5g、
ピンク軸スイッチ10個で16g、
キーの数が84個なので誤差を約12gとします
計ってみます。
828g - 12gとなりました。
これは持ち運ぶには重いですね。
他のキーボードと比較してみる
ロジクールCRAFT : 949g
Apple Wireless Keyboard : 329g
アルミフレームを外すと軽くできる
トルクスドライバーのサイズT6があればアルミフレームを外すことができます。
アルミフレームを外した状態の重さは
684g - 12gとなりました。
結構変わりましたね。
少しでも軽くして持ち運びたい場合は外してもいいのかもしれません。
ただ、アルミフレームではなくなるので耐久性は落ちてそうです。
まとめ
それではKeychron K2についてのまとめです
- WindowsとMacで使えるメカニカルキーボード
- 重量は重いがタイピング時に安定する
- WindowsとMac切り替えスイッチは頻繁に切り替える人にとっては面倒に感じるかも
- 有線、無線の両方に対応。無線はBluetoothで3つまで登録可能
- テンキーレス、US配列
- パームレスト無しは手首がきつい
こんなところです。
全体的に非常にバランスが良く買ってよかったと思えるキーボードでした。
US配列に抵抗がなくMacでメカニカルキーボードが欲しいという方には非常にオススメできます。
ちなみにピンク軸にした打鍵音はYoutube版で比較しています。